シャーロック・ホームズの原作和訳を出している出版社の1つ、新潮社。4月上旬に、中の人が「5月号はSHERLOCK特集」と呟いていらっしゃったのを今頃発見し、ちょうど今日が5月号の発売日だったので書店にダッシュしてきました。
[Amazon.co.jp]小説新潮 2014年 05月号 [雑誌]
アマゾンは一時的に売り切れてしまったようなので、他のオンラインショップも載せておきます。
[楽天ブックス]小説新潮 2014年 05月号 [雑誌]
[Neowing]小説新潮 2014年5月号
[Fujisan.co.jp] 小説新潮 2014年5月号
版権獲得の道のり、吹替え翻訳が出来るまで、吹替える声優さんのインタビューで構成される第1部はこんな構成。
- Making of 「SHERLOCK 3」日本語版
- NHK初代プロデューサーインタビュー
- 翻訳者は語る
- 声優インタビュー(三上哲さん、森川智之さん)
編集部の『SHERLOCK』好きの方々が“趣味全開で”作られたとのことで、個人的には“この辺がもっと知りたい”というツボを見事に突いた特集になっていると思います。
特集【The Adventures of 「SHERLOCK」】は全38ページ。
↓主演2人の吹替えを務める声優さん方のアフレコ風景もあり。
シリーズ3に関しては、公式で出されたキーワードと現代から推理を展開。本編には触れていないので本編に関するネタバレはありません。
続いて、マーク・ゲイティスとスティーヴン・モファットのインタビュー。これは既出の内容もあります。『SHERLOCK』のノベライズも読みたいと思っていましたが、出ないのですね…
そして、現在入手困難になっている外伝作品の紹介(和訳付)と、新潮社から出ている「シャーロック・ホームズ」シリーズ全作品の完全チェックリストが載っ ています。そういえば、表紙イラストの可愛さに釣られて、管理人が『SHERLOCK』視聴後に改めて揃えた原作は新潮社のシリーズでした。
お値段高め、分厚さと重量はありますが、読み物としてもかなり面白かったのご興味のある方はぜひ。
「小説新潮」5月号の、非小説特集は、なんと、勝手に「SHERLOCK」特集。シーズン3の放映を勝手に記念して、勝手に特集を組むことにしました。勝手にというのは、気持ちの問題で、もちろん勝手にやってるわけではありません(笑)
? Story Seller (@editor_of_SS) 2014, 4月 9
なんで、「小説新潮」で「SHERLOCK」なの? と思われる方もあるかと思いますが、答えは単純で、「好きだから」。編集部の「SHERLOCK」好きが、「こんなのがあったら面白いんじゃないか」「この辺をもっと知りたいよね」と、趣味全開で作りました。
? Story Seller (@editor_of_SS) 2014, 4月 9
しかし、小説雑誌ならではの「SHERLOCK」特集になったと自負しています。今まであまり触れられなかった背景や、知っておくと見たときに「おお、これか!」と思ってもらえるような要素が沢山入っています。
? Story Seller (@editor_of_SS) 2014, 4月 9
なんせ、「SHRLOCK」大好き人間が、自分の好奇心に忠実に組んだ企画ですから。最終的には、ドイルの原作を読んで欲しいな、と。原作を読めば読むほど、「SHERLOCK」の中のホームズ愛が分かって、より楽しめます。今回の特集を通じて実感しました。
? Story Seller (@editor_of_SS) 2014, 4月 9
というわけで、勝手に「SHERLOCK」特集の第一報でした。特集タイトルは、【The Adventures of 「SHERLOCK」】 もちろん、あのモジリです。内容は、追々ここで呟いていきますので、楽しみにしていて下さい。モノクロだけど、写真も結構あったりするのさ。
? Story Seller (@editor_of_SS) 2014, 4月 9