Benedict Cumberbatch Japan

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前サイトで載せていた写真は、コピーライトが「benedictcumberbatchfanjp.org」となっていますが、管理人は代わっていませんので写真の所有者も変更ありません。

巷でBBCの『Sherlock』が面白いらしい、と目にして何気なく鑑賞した『A Study in Pink』。シャーロックが死体に乗馬ムチを打ち下ろしまくってるあたりでガシっと掴まれ、ジョンと対面したシーンで間違いなく自分はこの作品が好きだ、ハマる、と確信。

90分の間にお腹を抱えて笑い転げ、ツッコミを入れ、終わった途端また再生ボタンをクリックするくらいの超お気に入り作品となりました。

あのマーリンでもお気に入り認定が入るまで６～７話かかったのに、全3話のたった冒頭10分程度でハートを掴まれるなんて、なんて強力なドラマ･･･(笑)

『Sherlock』は、Dr.Whoのプロデューサー2人がカーディフまでの電車の中でシャーロック・ホームズについて語りに語りまくって実現にこじつけたドラマだけあって、たった90分の中にありとあらゆる要素がつまり、1回見ただけじゃいっぱい見逃しがあるような、10分に1回笑うorツッコまずにいられないような、濃厚な作品になっていると思います。

シャーロック・ホームズといえば奇人変人の類に入る、という前提知識の下、ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニー・ジュニア＆ジュード・ロウ主演の映画『シャーロック・ホームズ』も観ていた自分ですが、主演のベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロックは全く違和感がなく。

若いだけに少々子供じみた行動も微笑ましく映ると言うか、シャーロックより落ち着いて色々な経験も豊富と思われるジョン・ワトソンや5年来の付き合いのレストレード警部、過保護なんじゃないかと思われる兄マイクロフトなどに囲まれているシャーロックがとても愛されているように見えるというか。

老成して、ワトソンや周囲の10歩も20歩も先を行っているホームズではないけれど、20～30年後があれだと言われたらとても納得できるような、そんな印象を受けました。グラナダ版のホームズだって、若かりし頃にはもっとやんちゃでもっと失敗もしていた、ちょっぴり頭脳明晰だけど異星人ではない、ちゃんとした人間だった、と認識したような(^_^;

舞台が21世紀なのも楽しいのです。BlackBerryやPCを使いこなす名探偵。なんとシャーロックもジョンも、ブログを持っている(笑)

禁煙のご時世を反映して、シャーロックもレストレード警部もニコチンパッチを腕に貼り。警部や報道陣へは、テキストメッセージを使って接触したりする。

けれど、ガジェットが最新になってはいても、ハドソン夫人やベーカーストリート221Bは変わらず。

ベースがしっかりしていれば、多少環境設定が変わったところで物語や人物はブレない。ピンと伸びたシャーロックの背筋も、しっかりと首に巻きつけるマフラーも。シャーロックの奇想天外な言動に驚きはしても振り回されるだけでないジョンや、ハドソン夫人も。実はうまくシャーロックを操縦しているレストレード警部も。

もう、何もかもが楽しくて仕方がない、そんな作品を見つけてしまった気分です。

あまりにも楽しすぎる作品なので、興味を惹かれた主演のベネディクト・カンバーバッチと共に色々追いかけてみたくて、備忘録を兼ねたブログを始めました。少々出遅れ感もありますが、早くNHKが日本でも放送(吹替え要望)してくれるといいな～と思っています。

＜管理人のプロフィール＞

H.N：alex

UK俳優好き。TVドラマ、映画好き。観劇、ロケ撮影見学、ワールドプレミア見学などで渡英、渡仏などよくやります。際限なくUK俳優にはまっていくおかげで、ここ数年渡英頻度が上がりすぎているかも。

英米独のTVドラマも好きで、CSの録画番組数がかなりの量に。HDDの残量がどんどん減っていく毎日です。日本で観られない作品、DVD未発売の作品は、取り寄せて観ています。

FLIX責任編集「シャーロック＆ベネディクト FLIX Special」にて「SHERLOCK　AtoZ(全文)」「All About Benedict(一部)」 「マーティン・フリーマン FLIX special」記事執筆、「ベネディクト・カンバーバッチ 覚醒」監修。

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