※【注意】この記事はシリーズ3のネタバレを含みます。シリーズ3の中で出てくるロケ地のレポートですので、日本放送までS3関連を一切見たくない方はご注意ください。
観光都市でもあるロンドンの様々な場所をさりげなく本編中に散りばめ、シリーズ毎に現代ロンドンの見どころも案内してくれる『SHERLOCK/シャーロック』。
S3放送後のタイミングでたまたまロンドンに来ていたので、S3本編中に出てくるロンドン市内のロケ地をいくつか回ってみました。作品も俳優も有名になってしまったため、S1の頃のようなロケは難しくなったようですが、それでも「よくここで撮影できたな…」と思うような有名どころがちらほら。
ロンドンと言えば…と必ず挙げられるような名所はとても行きやすいので、ロンドン初心者の方でも周りやすいかもしれません。
ということで、100%ネタバレのロケ地レポその1です。カーディフやらブリストルやらまで足を伸ばすのは時間的に厳しいので、今回もロンドン限定で2-3回に分けてupします。
1月のロンドンは青空より曇り空がメインで、露出etcの調整を一切しないまま撮影しているので写真は少々暗めだったり逆光だったりしています。ご容赦ください(汗)
◆S3E1:The Empty Hearse-国会議事堂の前のPublic Subway入口
国会議事堂の真下にある、最終的に駅として完成されなかった幻の駅にセットされている爆弾を探しにシャーロックとジョンがWestminster駅に向かうところで出てくる、Tube入口兼公共地下道の入口(公衆トイレもあり)。
劇中では夜のシーンなので少し見え方が違います。チャーチル像が立っているパーラメント・スクウェアから横断歩道を渡ったところにあります。改札はWestminsterなのに、歩いているのはCharingcross駅構内だったり、色々な路線の映像を繋げていて「あり得ない」設定だとツッコミが入りまくりのS3E1ですが、まあ、そこはドラマなのでご都合主義でも仕方がないと笑いながら見る方が楽しいかもしれません(苦笑)Tubeに関しては別記事でまとめてup予定。
『Skyfall/スカイフォール』でも、『Thor:The Dark World/マイティ・ソー:ダークワールド』でも、ロンドン地下鉄はあり得ない設定になっていますので、もはやツッこむだけ野暮なのではないかと…
◆S3E2:The Sign of Three -Wellington Barracks
Westminsterから徒歩5分ほどで行けるのが、シャーロックがジョンの結婚式のスピーチで触れた「The Bloody Guardsman」の舞台、Wellington Barracks。
劇中でも出てきた入口は、The Guards Museumへの入口。
劇中のような衛兵はいません(笑)
また、劇中ではこの入口の向かいにベンチがある設定となっていましたが、真正面の位置にはベンチはありません。
ただし、向かいはセント・ジェームズ・パークなので、正面ではないものの道沿いにベンチが設置されています。
ロンドン市内には大小さまざまな公園がたくさんありますが、野生のリスがダッシュしている姿が普通に見られます。丸々と太っているように見えたのは気のせいか…食べ物に困らないんでしょうかね。
Wellington Barracks、結構広いです。
フェンス越しに覗いてみたところ。
英国陸軍の公式ツイッターアカウントが、このWellington Barracksにベネディクト・カンバーバッチが来て撮影していたことを写真付きでツイートしていました。
Actor Benedict Cumberbatch from BBC1's #Sherlock during filming for last night's episode at Wellington Barracks pic.twitter.com/dU9u1BssRF
? British Army (@BritishArmy) 2014, 1月 6
余談ですが赤い制服の近衛兵は冬には見られない(コートを着込んでいます)ので、バッキンガム宮殿やウェリントン・バラックスでの衛兵交代を満喫したい方は暖かい季節に行かれることをお勧めします。10年以上前に見て以来、朝早くから出かけるのが億劫でもう見ていませんが、バッキンガム宮殿での衛兵交代は面白かったです。