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ベネディクト・カンバーバッチの舞台『After The Dance』@ナショナル・シアター(とシャーロックに関しての) インタビュー

2010/06/08~2010/08/11まで、ロンドンのナショナル・シアターで上演された『After The Dance』に、ベネディクト・カンバーバッチが主人公David Scott-Fowlerとして出演していました。

National Theatre:After The Dance

As the world races towards catastrophe, a crowd of Mayfair socialites party their way to oblivion. At its centre is David, who idles away his sober moments researching a futile book until the beautiful Helen decides to save him, shattering his marriage and learning too late the depth of both David’s indolence and his wife’s undeclared love. But with finances about to crash and humanity on the brink of global conflict, the drink keeps flowing and the revellers dance on.

ベネディクト・カンバーバッチの舞台『After The Dance』@ナショナル・シアター
Photo by Johan Persson

ベネディクト・カンバーバッチの舞台『After The Dance』@ナショナル・シアター
Photo by Johan Persson

Daily Telgraph, Sunday Times, London Evening Standardなどで軒並み5つ星評価を得ています。
Sherlockのドラマ放送翌日から、当日券やリターンチケット(キャンセル待ち)を求める長蛇の列がNational Theatreに作られたそうで。

この作品は、ベネディクトのナショナル・シアター・デビュー作とのこと。

シャーロックがもう少し早くon airされていたか、6月時点で彼のことを知っていれば、6月に渡英した時に絶対観たのにっ!とちょっと握り拳モードのalex。残念っ!次にまた別の俳優さんの舞台を観に渡英するので、同じ時にやってくれないだろうか、なんて思いますが、スケジュール的に無理ですね(^^; えぇ、分かってますとも...

このお芝居と、ドラマSherlockに関するベネディクトのロングインタビューがありました。

officiallondontheatre.co.uk:The Big Interview:Benedict Cumberbatch

※和訳はとっても適当ですm(__)m 英語圏在住の方は↑へどうぞ。多分、7~8月時点でSherlockにハマっているお仲間様は皆様英語OKだと思いますので(^_^;

ロンドン北西部の自宅から、ウォータールー橋を通り、聖ポール教会を左手に、国会議事堂を右手に見てナショナル・シアターの“After The Dance by Terrence Rattigan”のビルボードを見るとスリルを覚えて、本物の笑顔が毎朝浮かぶ。

「Matrix」のようなナショナル・シアターのリハーサル室は、“魂を豊かにする環境”と描写。「このピアノ椅子は僕の脚には高すぎる」と言うと、3人(?)が突然現われる。

Rattiganの劇は彼の過去に帰る部分がある。「私はRattiganがしたように同じ学校に行き、同じ家に行き、同じ椅子に座って同じ台本を読んだ」彼はHarrowでの発育期に関して話す。彼はまたRattigan Societyの一員で、それは「夜に学校を出て芝居を見る言い訳だった」

「私は母にここで演じているのを見て欲しいと思い、母がRattiganを好きなのを知っている」彼は幾分臆病に告白し、さらに力強く付け加える。「皆自分の両親に誇りに思って欲しいものだし、彼女はずっと私にここで働いて欲しくて仕方がなかった、だからここにいてここで再上演の初めての主役を演じることはとてつもなくゾクゾクすることで、再発見があると思う。

「責任の重さは、耐えるのに楽しいもの」

ベネディクト・カンバーバッチの舞台『After The Dance』@ナショナル・シアター
Photo by Johan Persson

ベネディクト・カンバーバッチの舞台『After The Dance』@ナショナル・シアター
Photo by Johan Persson

ベネディクト・カンバーバッチの舞台『After The Dance』@ナショナル・シアター
Photo by Johan Persson

◆シャーロックについて

ケネス・ブラナーの「Wallander」とルーファス・シーウェルの「Aurelio Zen」という2つの刑事シリーズと比較してカンバーバッチは笑う。

「シーウェルは春にローマにいて、ブラナーは夏にスウェーデン、僕はカーディフとニューポートと恐ろしい冬のロンドンを少し」

撮影はとても寒い魅力的な冬のロンドンだったため、OXOタワーの影で推論シーンを撮影する間、カンバーバッチは撮影を続けるためテイクの合間に湯たんぽで顎を暖めなければならなかった。

彼の無限の熱意はホームズの撮影中彼を再び苦境に陥らせた。疲労感を感じた時、彼は撮影を楽しみ頑張り続けすぎた。最終的には医者がセットに呼ばれ、肺炎の診断が下された。「私はすべてのものからネバネバしたものを出させた」カンバーバッチは思い出す。けれども、これも彼を長く押さえつけておけなかった。「少しの抗生物質で私は元気になってまた撮影をした」

肺炎って・・・無茶しますよね。

どの順番で撮ったか分かりませんが、少なからずドラマからはしんどそうな気配は見えないので(プロなので当たり前ですが)、一体何度の熱を出してフラついてたんだっ!?と。

12月のロンドンなら何度か行ったことがありますが、2月のロンドンはまだ未体験のalexです。劇中、ジョンやシャーロックの息が真っ白なので、寒いんだろうなぁ~~とは思っていましたが、ホントに相当寒そうな気配。顎が固まっちゃ、台詞いえませんよね。俳優ってなんて過酷な仕事なんでしょ。

これからは「War Horse」の撮影に入って忙しくなるかと思いますが、また数年内に舞台に立ってくれたらいいな~と思います。ジュード・ロウの「Hamlet」みたいに、ウェストエンド→ブロードウェイとかいかがでしょ。

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