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虎のカーン役で出演の『The Jungle Book:Origins』、ポスプロ中

ベネディクト・カンバーバッチが人喰い虎シア・カーン役で出演している『The Jungle Book:Origins』が現在ポスト・プロダクション中であることを、監督のアンディ・サーキスが明かしました。

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“We’re in post-production now,” the director confirms. “We took a hiatus because of Jon Favreau’s version and also because performance capture takes a long time.”

“It’s a very Mowgli-centric story,” Serkis says of his take on the tale, which obviously won’t feature the musical numbers heard in either Disney telling. “It’s tonally closer to Kipling’s book. We’re spending a lot of time translating Christian Bale into a panther, and Cate Blanchett into a snake. And using this [extra] time for the editing process, I’ve learned how the story can be affected in so many ways.”

当初、アンディ・サーキス監督による『The Jungle Book』は2016年10月に公開予定となっていましたが、ディズニー制作ジョン・ファヴロー監督版『The Jungle Book』が先に公開されたため、ワーナーブラザーズが一旦2017年に公開を延期。さらにもう一度公開日を延ばして、最終的に2018年10月19日の公開予定となりました。

トロント国際映画祭に出席したアンディ・サーキス監督によると2017年9月現在『The Jungle Book:Origins』はポスト・プロダクションの作業中とのこと。

『The Jungle Book:Origins』は、キプリングの原作により近く主人公モーグリ中心の物語になり、黒豹のバギーラを演じるクリスチャン・ベール、大蛇カーを演じるケイト・ブランシェットをそれぞれのキャラクターに変換することに多くの時間を費やしているそうです。

カンバーバッチが演じるのは、ジャングルの動物たちの敵であり、ジャングル育ちの人間の子モーグリを付け狙う虎のカーン。

原作『ジャングル・ブック』の最大の見せ場は、育ての親であるオオカミの群れ、モーグリに知恵を授けるクマのバルー、ジャングルを生き抜く術を教える黒豹のバギーラ、大蛇カーの助けなどを得てモーグリがカーンと死闘を繰り広げるシーンだと思っています。

原作の中でカーンはとても強く、ずる賢く、しつこい虎だったので、そのあたりをカンバーバッチがどう魅せてくれるのか、かなり期待しているところ。

来年こそは、邪魔も入らず無事公開にこぎつけますように。そしてもちろん、日本公開もありますように。

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