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ベネディクト・カンバーバッチ朗読:グアンタナモ米軍基地に収容された男性の手記「Guantanamo Diary」

グアンタナモ米軍基地に12年にわたって収容されているモハメドウ・オウルド・スラヒ氏が綴った手記「Guantanamo Diary」をベネディクト・カンバーバッチが朗読しています。カンバーバッチの他にもスティーヴン・フライ、コリン・ファース、ジュード・ロウ、スタンリー・トゥイッチ、ドミニク・ウェストなど多くの俳優がいくつかのパートの朗読。

「Guantanamo Diary」は2015年1月に出版され、まだ和訳は出ていないようです。

CNN:グアンタナモ収容者が手記出版、拷問の体験も

ニューヨーク(CNNMoney) キューバのグアンタナモ米軍基地に12年にわたって収容されている男性が、収容中の体験などをつづった手記「グアンタナモ・ダイアリー」を出版した。

著者のモハメドウ・オウルド・スラヒ氏はモーリタニア出身で、2002年から同基地に収容されている。1990年代にアフガニスタンで戦闘に加わり、2001年9月11日の米同時多発テロの後、ロサンゼルス空港の爆破を企てた疑いで米当局に拘束された。テロ実行犯の勧誘に手を貸した容疑もかけられているが、起訴されないまま現在に至っている。

著書では拷問を受けたと訴え、自分の拘束について尋ねても答えてもらえなかったと記した。

~中略~

手記は2006年で終わっている。米政府は当初、この内容を機密扱いとしていたが、米自由人権協会の助けで編集済みの手記が2012年に機密指定を解除された。

スラヒ氏について米連邦裁判所は2010年、証拠が不十分であり、これ以上拘束を続けることはできないと言い渡した。しかし政府が不服を申し立てたことから、今も解放は実現していない。

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