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『Wreckers/ミスティック・アイズ』プロダクション・デザイナーによるセット説明

2014.01.18からヒューマントラストシネマ渋谷で始まる『未体験ゾーンの映画たち 2014』内で日本公開となる、ベネディクト・カンバーバッチ主演映画『Wreckers/ミスティック・アイズ』。

プロダクション・デザイナーのBeck Rainfordが、DavidとDawnの家や実家の納屋などどのように作り上げていったかを説明しているビデオクリップが公式FB(英語)にupされています。

※一部ネタバレになるかもしれないので、ネタバレ回避の方はスルーしてください。

ニックの部屋のデザイン、軍隊帰りの彼の大きなバッグパック。手作り感あふれるDavid&Dawnの新居内装、リビングの壁紙などなど、プロダクション・デザイナーの作業範囲の広さに感嘆。低予算のインディーズ映画でもこれだけ決めることがあるのならば、『SHERLOCK/シャーロック』に至ってはもっとすごいのではないかと気が遠くなる気が。でも、『SHERLOCK/シャーロック』クラスになるとスタッフも多いので全部を1人で決めなくてもよいのかもしれません。

日本公開のPRを見ると、サイコパス+ホラーを連想させる色がものすごく濃いのですが、D.R.Hood監督自身が実は「ベネディクト・カンバーバッチがDavidを演じたことによって、“人間関係のドラマ”になった」と話していたりします。彼の演技によって、“私はサイコパスと結婚した”以上に興味深いものになっている、と。

さらに、『Wreckers/ミスティック・アイズ』を撮った後でベネディクト・カンバーバッチが有名になったので、本来この手の作品を観るタイプでない観客が、彼の名前で映画を観に来るだろうけれど、誰にでも受け入れられる作品でないことは分かっている、とも話していました。

2009年5月の時点で、ベネディクトが『SHERLOCK/シャーロック』で世界的に人気爆発となるなんて誰も予見していませんよね(苦笑)

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