[tFE]ベネディクト・カンバーバッチ主演映画『The Fifth Estate』、2013年の失敗作第1位に
なんとも不名誉な結果ですが、ベネディクト・カンバーバッチがウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジを演じた映画『The Fifth Estate』が、Forbsの発表した失敗作映画の第1位になりました。
Forbs:2013's Biggest Turkeys: The Films That Flopped
うーん…英米では公開されたものの、他の地域(日本を含む)での公開がなかったので、二桁億の興行収入に届かなくても仕方がないかなぁ…とは思いますが。
映画自体は別に悪くなかったと思うのです。スピード感もスリル感もあったし、元右腕のダニエルがどれほどアサンジに心酔していたかも、アサンジのぬめっとした気持ち悪さも偏執さもしっかり出ていましたし(苦笑) ※管理人は米国の映画館で鑑賞済
30億弱の予算をかけたのなら、アジアを含むそれなりに広いエリアで公開しないとやっぱり厳しいのではないかと。北米で大爆発するような題材なら別ですけれど。
日本語記事が出ているのでそちらをひっぱります。
ウォーカープラス:13年ワースト興行成績映画はカンバーバッチの主演作
フォーブス誌が発表した2013年興行成績ワースト映画リストで、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『The Fifth Estate』が1位になった。
同誌は単なる興行収入だけではなく、予算額と比較して最も元が取れなかった作品を興行成績ワースト映画としてリストアップしており、1位になった『The Fifth Estate』の予算は2800万ドル(約28億6千万円)だったが、興行収入は600万ドル(約6億円)に過ぎず、予算の21%しか取り戻せなかった計算になるらしい。同作は、ベネディクト・カンバーバッチがウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジを演じていることで話題になった作品で、ウィキリークスの元スポークスマン、ダニエル・ドムシャイトベルクの著書「ウィクリークスの内幕」を映画化したもの。ジュリアン・アサンジは、「同作を評価しない」と公に発言し、興行的にも失敗するだろうと予言していた。
この上日本版DVDがもし販売中止で決定したとしたら、確実に原価回収は出来なさそうですね…
スタジオって、その辺を考えずに制作に踏み切ったのでしょうか(謎)