その3から半年以上空いてしまいましたが、写真はまだ山ほどあるので続きをば。
2011年8月初旬に行われた『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ2の撮影見学レポート、その4。(その1、その2、その3)
写真が多いのでナローバンドの方はご注意を。まだシリーズ2を見ていない方はご注意あれ。
◆『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ2第1話「A Scandal in Belgravia」(2011年8月初旬撮影)
監督はPaul McGuigan監督。脚本はスティーヴン・モファット。撮影現場にモファット氏の姿はなく、プロデューサーのSue Vertueとマイクロフト・ホームズでもあり、共同製作でもあり第2話の脚本担当でもあるマーク・ゲイティス氏の姿はあり。
※公共エリアでの撮影は解放されています。誰でも見学可能。ただし、撮影状況によっては「映り込むから移動して!」と言われるので、その度、指示に従って右に左に民族大移動が必要。求められるのは、本番時に静かにすること、フラッシュをたかないこと、スタッフの指示には必ず従うこと。以上。もちろん、無料。
ジョンがアンジェラ・マークIIと勘違いした、アイリーン・アドラーの手下に連れ去られるシーン。
衣装スタッフが手に持っているのは…ジョンのシャツ!
221Bを出てきた直後にアンジェラマークIIに呼び止められたジョンは普通に立ち止まっているように見えますが、実は立ち位置がしっかり決められています。ここに立ってね、とマークするスタッフ。
撮影用のカメラをドリーにセットするスタッフ。右手奥に確認用のモニターが準備されています。マーティンはその横に座って出番待ち。サングラス着用中。
モニター2台の設置完了。本番前リハに向けて入念に打ち合わせるスタッフ達。カメラに隠れていますが、アドラーの手下役女優さんと並んでマーティンが座っています。
本番前のリハーサル。女優さんの足元に立ち位置目印のピンクのバー。手前はレフ版を持ったスタッフ。まだ本番ではないのでマーティンはサングラスのまま、さくっとおさらい。
アドラー手下のアンジェラマークIIと、ジョン(マーティン・フリーマン)の立ち位置目印。
2人ともしっかりこの立ち位置にいます。
レフ版の位置とか、マイクの位置とかカメラの動きとか、スタッフが詰めるのをまた待つ2人。本番撮影はほんの数十秒~数分、準備は数時間。俳優の拘束時間は長いです。
音声さんが長----いマイクを持ってスタンバイ。モニターの位置が左側に移動してます。
撮影は8月、放送は12月。季節感を出すために必要なアイテム、サンタクロース!
スタッフに話しかけるマーティン。
いよいよサンタの出番らしく、スタッフに抱きかかえらえて移動(笑)
SPEEDY'Sのショウウィンドウもクリスマス仕様。お隣さんの番地もちゃんと223にしてあります(ロンドンの番地は、奇数列と偶数列に分かれてます。221の次は223。道路を挟んだ向かい側が222)
221Bに向かって左隣の家も219になり、クリスマスリースが。(実際の番地は全く違います)
ジョンを拉致るための車がやってきました(笑)
と、突然SPEEDY'Sの中からシャーロック役ベネディクト・カンバーバッチとプロデューサーのSue Vertueが出てきました!ベネディクトはカフェでお茶をしながらファンのサインに応じていたのですが、「中に彼がいて、カフェで買い物をしたレシートを見せたらサインをもらえる」という情報が広まりファンガールズが殺到したのに疲れたのか、ささっと逃亡(^_^;
マーティン・フリーマンは微妙にお疲れの様子(^_^;
次のシーン(美女に鼻の下を伸ばした直後、黒塗り車がスーッと登場し、「権力が~」とジョンがマイクロフトに悪態をつきながら車に乗り込むシーン)の撮影準備をするスタッフ達。
監督と会話するマーティン。後ろで腕を組む体勢多いですね。
その5に続く。