日本放送があるなら、やっぱり日本放送を迎えてから…と封印していた、『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ2の撮影見学レポート。
ようやく本日2012.07.22にシリーズ2第1話「A Scandal in Belgravia/ベルグレービアの醜聞」がBSで放送されたので、ネタバレ解禁で写真と撮影見学レポートを少しずつupしていきたいと思います。
BSで見ていない方、日本版DVD/BD待ちの方、すみません。日本語で見るまでネタバレなんかいらない！と思われる場合はしばらくスルーしてください。
写真が多いので、ナローバンドの方はご注意を。
◆『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ2第1話「A Scandal in Belgravia」(2011年8月初旬撮影)
監督はPaul McGuigan監督。脚本はスティーヴン・モファット。撮影現場にモファット氏の姿はなく、プロデューサーのSue Vertueとマイクロフト・ホームズでもあり、共同製作でもあり第2話の脚本担当でもあるマーク・ゲイティス氏の姿はあり。
※公共エリアでの撮影は解放されています。誰でも見学可能。ただし、撮影状況によっては「映り込むから移動して！」と言われるので、その度、指示に従って右に左に民族大移動が必要。求められるのは、本番時に静かにすること、フラッシュをたかないこと、スタッフの指示には必ず従うこと。以上。もちろん、無料。
ジョンがアンジェラ・マークIIと勘違いした、アイリーン・アドラーの手下に連れ去られるシーンのリハーサル。
左端にジョン・ワトソン役マーティン・フリーマン、アドラーの手下はまだドレスではなくジャケット着用。何か説明しているMcGuigan監督とスタッフ(白い帽子はスタッフ、奥の黒い帽子が監督)、手前の青シャツの背中がSue Vertue、Sueの右に背を向けている青シャツがマーク・ゲイティス。
位置合わせとかの一番最初のリハーサルなので、まだSPEEDY'Sの前にはテーブルとイスが並び、お客さんがお茶をしています。
観客は対岸から見学。その姿が少しだけ車に反射しています。
221Bから出てきたジョンを呼び止めるアイリーンの部下。振り向くジョン・ワトソン。
撮る位置を決める監督。見守るゲイティス氏他スタッフ。
マイクロフトからの呼び出しだと思い込み、「権力を見せつける必要なんて…」とぷりぷりしながら車に向かうジョン。
女優さんと打ち合わせるマーティン・フリーマン
何回目かのリハーサル。
アドラーの部下役の女優さんに指示を出す監督。
撮影器具や照明、大/小道具などを積んだトラックが右のほうに控えています。撮影にかかわるスタッフは相当な人数がいます。
劇中221Bがあるのは、Baker StreetではなくNorth Gower Street。ロンドン市内は路上に有料駐車スペースがあります。撮影使用のため、2011.08.08-08.09までの2日間、8時から23時半まで駐車禁止のお知らせ。
けれど、空きスペースがあれば車を止めたいと思う、急いでいる人もおり、撮影中にこの告知を知らずに駐車しようとした人がいました。ガードが「ここは駐禁」と言っても、「何の権限があって？俺に文句を言う気か？警察に確認するからな！」と散々ごねた挙句…この通達が警察からの正式なものであることが分かり、しぶしぶ車を移動させることになっていました(^^;
221B対岸から撮影を見守るマーク・ゲイティス＆スー・ヴァーチュ。
カメラワークが決まると、次はドリーの設置。監督と女優さんが打ち合わせる横で、スタッフが黙々とドリーやレールを設置。
まだ本番には程遠いので、SPEEDY'Sのお客さんはお茶を続行。マーティン・フリーマンや監督などをすぐ目の前に見ながら朝食やお茶を楽しめるのはものすごく幸せなことかも。
管理人はずっと対岸で劇中221Bを見ていたのですが、気が付くとマーティン・フリーマンが管理人のすぐ横を通り過ぎていました。
彼らは気配を消して人ごみに紛れるのが非常にうまく…真横にいても気づきません(^_^;
本当はNorth Gower Streetですが、撮影中は＜BAKER STREET W1＞となっています。配達の人、あらかじめ知っていないと一瞬ギョッとするかも(笑)
ちなみに、マーティン・フリーマンがこのシーンの撮影をしている間、ベネディクト・カンバーバッチはSPEEDY'Sの中にいました。
こんな感じでぼちぼち撮影見学レポートをupしていきます。すでに本国公開後に海外ファンがどっさり写真を挙げているので、見飽きた方もいらっしゃるかと思います。画像だらけで重くなるので興味のない方は以後スルー推奨。