2011年8月初旬に行われた『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ2の撮影見学レポート、その3。(その1、その2)
写真が多いのでナローバンドの方はご注意を。すでにBSでは放送されたエピソードですが、ネタバレが嫌な方もご注意あれ。
◆『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ2第1話「A Scandal in Belgravia」(2011年8月初旬撮影)
監督はPaul McGuigan監督。脚本はスティーヴン・モファット。撮影現場にモファット氏の姿はなく、プロデューサーのSue Vertueとマイクロフト・ホームズでもあり、共同製作でもあり第2話の脚本担当でもあるマーク・ゲイティス氏の姿はあり。
※公共エリアでの撮影は解放されています。誰でも見学可能。ただし、撮影状況によっては「映り込むから移動して！」と言われるので、その度、指示に従って右に左に民族大移動が必要。求められるのは、本番時に静かにすること、フラッシュをたかないこと、スタッフの指示には必ず従うこと。以上。もちろん、無料。
ジョンがアンジェラ・マークIIと勘違いした、アイリーン・アドラーの手下に連れ去られるシーン。
可愛いと言っては失礼かもしれませんが、かわいいマーティン・フリーマン中心で。
監督はアドラーの手下役女優さんと、マーティン・フリーマンはスクリプトチェックのスタッフ(?)と談話。右手はポケット、左手にはお茶。足はクロス(笑) 手前のスタッフの着ているパーカー、「SHERLOCK」のロゴ入りスタッフパーカー。
ちなみに、シリーズ2第1話「A Scandal in Belgravia」が真冬のクリスマス設定なので、キャストが冬服なのはともかく、なぜにスタッフも長袖やらブーツやら革ジャンやら？と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は管理人がロンドンにいた2週間弱、8月初旬の暦上は真夏の時期だというのに、ロンドンは極寒の地と化していました。
とにかく寒い！Tシャツ1枚で歩き回るなんて不可能。あまりの寒さに耐えかね、コヴェント・ガーデンの洋服屋やらM&Sやらに飛び込んだ管理人が求めたのは、ウール100%の毛物。本来なら季節先取りでショウウィンドウに並んでいる秋冬物は、まさに今必要なアイテムとして店内に並べられており、店に入った人がどんどん手に取ってレジに向かう状態。
もちろん真冬のロンドンの寒さとは比べ物にならないものの、本当に防寒対策が必要な気温でした。なので、衣装が冬服だったマーティン・フリーマンやベネディクト・カンバーバッチは、むしろちょうど良い暖かさだったのではと思います。
写真だけ見ると初秋に撮影しているようですが、あくまでも8月です。ロンドンの8月は本来であればまだ「夏」です（笑) タイミングが良いのか悪いのか、管理人が帰国した後はまた猛暑に戻ったらしいです。
見えないところにミネラルウォーターが用意してあります。
鼻がかゆかった？足はやっぱりクロス(笑)
リハーサルが終わって、いよいよ本番の準備。スタッフが玄関に作っているのは、たぶん溶け残りの雪。SPEEDY'Sの前のテーブルとイスも撤去され、お茶を飲んでいた見物人も退去。
カチンコ担当のにーさん。監督の話を聞いているスタッフ＆マーティン・フリーマン。この角度で見ると、マーティンって頭小さいですね。
通行人のエキストラがどっとやって来ます。衣装さん大忙し。
溶けた雪で道路が濡れているはずなので、放水。スタッフが先ほど作っていた溶け残った雪が階段やフェンスのあたりに見えます。
ジャケットのファスナーを上げるマーティン・フリーマン。彼は左利き(マウスは右手だったり。右手もかなり器用に使えるようです)
SMS着信？足元に注目！昨年のBAFTAでもこの立ち方していたような…。踵を付けて爪先45度？(笑)
手はポケット(笑) 口元が尖っているようにも見えて…
確か、スタッフが221Bの前でいろいろ準備しているので、横に避けて待っていたような記憶が。
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本番前の確認？
この後、いよいよ本番撮影の準備が始まります。