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[TTSS]満員御礼スタート『Tinker Tailor Soldier Spy/裏切りのサーカス』日本公開

先週末2012.04.21にようやく日本公開となった『Tinker Tailor Soldier Spy/裏切りのサーカス』。

都内では2館のみ。全国でもこの日封切を迎えるのは7館という小規模ですが本当にこの映画を楽しむであろう人が足を運ぶと思われる映画館で公開が始まりました。

管理人も公開初日にシャンテに行きましたが、見事に満席。新宿武蔵野館では立ち見となっていたようです。

Tinkertailorsoldierspy/裏切りのサーカス\u3000プログラム/Programme

映画サイトでも話題となっています。

映画.com:「裏切りのサーカス」、銀座・新宿とも満席続出

4月21日から公開されたギャガ配給「裏切りのサーカス」は、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館累計で初日=観客動員1625人・興行収入223万9800円、22日=動員1450人・興収201万1300円、2館土日計=動員3075人・興収425万1100円を記録。満席の回続出の好スタートを切った。

メイン館のシャンテでは、初回から続々と観客が来場。中高年の男性映画ファンを中心に集客し、初日は全回満席の大ヒットスタートとなった。2日目の日曜日もその勢いは止まらず、初回のみ若干空席があったものの、ほぼ満席のスタート。2、3、4回目は満席となり、2日間で1912人を動員した。また、新宿武蔵野館も初回満席スタートとなり、昼以降の回になると、立ち見の観客が出るなど、初日2日間ともに1、2、3回目が満席となり、高稼働した。

この出足は、同じく東京2館体制で公開し、最終興収1億円を超える大ヒットとなった「しあわせの雨傘」(11年1月8日公開)の初日2日間累計動員比較107.1%、興収比110.1%。平日に強い年配層を中心に集客しており、Twitterやブログに絶賛コメントが続々と書き込まれるなど、今後の口コミによる拡がりが期待される。なお、全国7館の成績は、21日=動員2994人・興収406万1600円、22日=動員2546人・興収349万1100円、土日計=動員5546人・興収755万2700円の成績だ。(文化通信)

7月公開が決まった地方もあり、時差が発生しつつも鑑賞可能地域は少しずつ増えていきそうな予感。

話題性だけに頼って上映館を増やしても、興収がついていかないのはよくある話で、アカデミー賞受賞の『Artist/アーティスト』などもそうですが、TTSSはこのまま「平日でも足を運ぶ」客層が根付いている映画館、「ドンパチじゃない静かな緊張を楽しめる映画ファンが足を運ぶ」映画館などでじっくり上映してほしいと思います。

端折るところはバッサリ端折っている作品&日本版プログラムにはちょっと説明が足りないと思われる部分が多いので、何度かリピートしないと本当の面白さを深堀りするのは難しいかもしれません。面白いと思われた方は、ぜひぜひ何度か映画館に足を運んでください!

伏線がたっぷり張り巡らされ、群像劇でもあるので人物関係の把握が必要。それを解きほぐせないと「つまらない」と感じてしまう人も多いようなので、勝手補足を始めました。UK版プレスシート、スクリプト、原作を元に、映像では省略されてしまった部分や、隙間を分かる範囲で埋めてみようと思っています。まだ始めたばかりですが、興味のある方は覗いてやってください。

Tinker Tailor Soldier Spy/裏切りのサーカス scrapbook (TTSS勝手解説サイト)

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