[TTSS]公式サイト&ツイッターアカウント・映画タイアップ版ペーパーバッグ『Tinker Tailor Soldier Spy/ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』
今月(2011年8月)末に開かれるヴェネチア国際映画祭へのコンペ参加まではこれ以上のインタビュー・クリップなどは出ないのか?とやきもきさせられている『Tinker Tailor Soldier Spy/ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』。
いつの間にか、公式サイトとツイッターアカウントが出来て、ひっそり動き出していました(^_^; と言ってもどちらもまだ試運転中と言ったところで、本格稼働には程遠い状態ですが。
公式サイト(英語):Tinker Tailor Soldier Spy/ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ
ツイッターアカウント:@tinkertailor_uk
公式Facebook:Tinker Tailor Soldier Spy
また、映画タイアップ版の原作ペーパーバック(洋書)も出ました!
[Amazon.co.jp]Tinker, Tailor, Soldier, Spy[映画タイアップ洋書]
[Kindle版]Tinker Tailor Soldier Spy (English Edition) Kindle Edition with Audio/Video
TTSSは先日NYで業界関係者向けのスクリーニングがあり、何人かが既に感想をupしています。
<スパイもの>ということで、例えば007やボーン・シリーズのような血沸き肉躍るアクション活劇を楽しみにして観た人には大変不評な模様。
そりゃそうです。この作品は、ベネディクト(じゃなくてオールドマンかコリン・ファースだったかな?)がインタビューで触れていたように、とっても地道な作業と高度な心理戦・頭脳戦を積み重ねて、ダブルスパイを炙り出していく物語です。火薬と目まぐるしい(動体視力が追いつかない)カメラワークで観客を煙に巻くような構成ではないはず。
英国を代表する名優達の演技をじっくり楽しむ心構えで観ないと、「Bored!」と叫びかねない気配なので、アクション好きの方はご注意を。その雰囲気を楽しんだ人からは高評価が付いていました。
個人的に007は好きですが、ボーン・シリーズのアクション監督を引っ張ってきた「Quantum of Solace/慰めの報酬」の冒頭アクションシーンがあまり好みではないのでちょっと比較対象に引っ張ってきてしまいました。身体は動くし、演技力もある役者が揃ってんだから、コマ送りして脳内で図面組み立てなきゃいけないような細切れ編集をするなよ、と未だに不満なのです(^_^; 目に映るだけでしかないアクション映像なんて、大根役者のフォローにはいいかもしれないけど(毒) ボーンシリーズも嫌いではないのですけれどね。
[Amazon.co.jp]ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV)
日本公開が決まれば、和訳もタイアップ版を出してくれるだろうか…早川さん、増版お願いします。