『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ1第2話「The Blind Banker/死を呼ぶ暗号」で、暗号解読のベースとなる本、<London A to Z>。
この本、ガイドブックではありません。Twitter他でよく「ガイドブック」と認識されているのを見かけますが、この本は地図です。日本の摩訶不思議な住所システムとは異なり、ロンドンではすべての通りに名前がついているので、場所を特定するには通り名が分かればその場所が分かります;)
これ1冊あれば、初めて行く場所でも平気。どの辺に位置していて、最寄りの地下鉄/BR駅はどこ?など。
例えば「Baker Street Station」の場所が知りたい時。この本は前半が地図、後半がIndexとなっているので、アルファベットIndexからBaker.Stを探しだし…
(5ページの4Fブロック、または82ページの4Dブロックにある)
5ページの4Fを見るとBaker. Stが。
↓すべての通りに名前があり、それがすべて網羅されているのでどんな小道でもok(五輪他に向けた工事中で地図通りに行けない場所も今は多いですが)
※Baker.StはIndexを見ると3つありますが、シャーロック・ホームズ住処に最寄のBaker.StはNW1(←郵便番号)にあるので、上記Indexの2つ目になります。
旅行者はこれを1冊持っているとかなり重宝します。ポケットサイズからA4くらいの大判サイズまでより取り見取り。大抵の本屋さんやキオスクなんかで購入できます。
ドラマ内に出てきたとおりの方法で暗号解読に当てはめてみましたが、残念ながら持っているのが2011年版だからか、そもそもでたらめなのか、9mil~にはなりませんでした…残念!(^_^;
London A to Zはいろいろな種類があるようで、日本でももちろん購入できます。ロンドン気分を味わうだけでも…と気になった方はこのずっしり重い地図を1冊お手元に。通り名を追いかけてるだけでも結構楽しいです。
[Amazon.co.jp]London Street Atlas (A-Z Street Atlas)
エピソード1「A Study in Pink/ピンク色の研究」で出てきたSohoや、実際にはアンジェラの店ではなく、シャーロック・ホームズ・パブがある「22 Northamberland」など、地図上で仮想ロンドンロケ地巡りも面白いかもしれません。ロンドンに行かれる方は、ちょっぴり重いですが是非これを片手に。