ベネディクト・カンバーバッチが機長を演じる爆笑シットコム・ラジオドラマ『Cabin Pressure』の新シリーズが遂にon Air！
BBCのiPlayerで日本からも聴けます。ただし、『SHERLOCK/シャーロック』で見せるクールなイメージは横において聴かれることをお薦め。何と言ってもこれはシット・コムですので！
3-1は「Qikiqtarjuaq」。(きっくきっくたーじゅあっく)
Cabin Pressure Series3:Qikiqtarjuaq
When MJN Air flies a party of tourists near the North Pole, Arthur goes hunting for polar bears, Carolyn for a rogue lemon and Martin for a believable French accent. Meanwhile, Alfred Hitchcock makes a surprise appearance...
Cast:
Carolyn Knapp-Shappey ..... Stephanie Cole
1st Officer Douglas Richardson ..... Roger Allam
Capt. Martin Crieff ..... Benedict Cumberbatch
Arthur Shappey ..... John Finnemore
Nancy Dean Liebhart ..... Melanie Hudson
Mrs. Cook ..... Kosha Engler
Mr. Peary ..... Ewan Bailey
ダグラスを怒らせてフランス出身の機長として紹介されてしまうマーティン・クリフ機長(ベネディクト・カンバーバッチ)。あろー、とアナウンスするBennyのなんちゃってフランス語訛り英語にご注目(笑) 仏人だってダグラスに機内放送されてしまったがために、乗客の相手をする時はひっしでhを発音しないように話してます。(フランス人によると、ひっどいFrench Englishだそうで・爆)
給料を上げてほしい、とカロリーンに交渉するマーティンとか、白クマのことで頭がいっぱいのアーサーとか。カロリーンのレモンとか(爆)
ヘッドセットで聴くと、ベネディクトの声がかなり掠れています。このエピソードの収録があったのは2011.04.29。彼がNational Theatreで舞台『Frankenstein』に出ていた時。連日公演の真っ最中でした。前日は、チャリティー・オークションの勝者によってジョニー・リー・ミラーといっしょに一晩パーティで、この日は13時からShow Theatreにて2.5本録り。その後NTで『Frankenstein』夜公演と、まぁどこかのアイドル事務所かと思うようなキツキツスケジュール。
自慢の美声が掠れるのも仕方ないでしょうね。取り立てて喉が強いわけではないようなので。
この作品、エンドクレジットまで絶対聴いてください！毎回噛んでしまって一発でエンドクレジットが取れなかったベネディクト、このエピソードの時もプロデューサーで止まってしまって取り直しになったのですが、お茶目心発揮でフランス語訛りバージョンで読み上げてます。
完璧なアドリブだったので、ベネディクトがクレジットを読み上げだした途端、客席大歓声！alexの絶叫もあの中にしっかり入ってます(爆) プロデューサーも撮り直しは命じず、あのフランス語訛りバージョンで決定。太っ腹～！ありがとうP！
『Cabin Pressure』はすべて公開録音なので、抽選に申し込んで当たった人は目の前で生の収録を見ることが出来ます。たまたまこの時『Frankenstein』を観る為ロンドンにいたalexはダメ元で申し込んだところ当選してしまいまして、この抱腹絶倒ドラマとベネディクト他キャストを前から数列目のド真ん前で見ることが出来ました。その時のレポートは過去記事に載せているので興味のある方はそちらでどうぞ→BBCラジオドラマ『Cabin Pressure』4/29公開録音 レポートその１
▼公開録音で配られたチラシ