『Amazing Grace/アメイジング・グレイス』お気に入りシーンその1 ヨアン・グリフィズ＆ベネディクト・カンバーバッチ
関東圏では3/5に『Amazing Grace/アメイジング・グレイス』の公開が始まりました！
本来なら初日から行くのがbestではありますが、ロンドンでベネディクト・カンバーバッチの舞台『Frankenstein』を観ていたので行けず。帰国翌日、早速行ってきました！
粗筋etcは様々なところで様々な方が書かれていると思うので、今回は割愛。そのうち語りたくなったら語ります。(4年前、UK版DVDが出た時に英語字幕で必死で観てたのですが、8割方理解できていたようです。今回やっと日本語字幕で観て、あちゃー、と思うところが少なく)
ヨアンも悪くないのですが、やっぱりここはピットを演じたBennyに注目！alexのお気に入りBenny as Pittをば。
ネタバレ考慮してませんので、真っ白な状態で『Amazing Grace/アメイジング・グレイス』を観たい方は、鑑賞後まで回避推奨。
★★ネタバレ警報！！★★
なんてキュートなんだ、君はっ！撮影当時30歳、劇中では24歳。髪が短いし、お肌つるつるだしで、若さ溢れてます[E:smile]
霜まで降りてる冬の早朝、極寒の中を何度も何度も、何マイルも何マイルもダッシュするベネディクトとヨアン。
どれほど寒いかは、この白い息を見れば一目瞭然。
Pittは史上最年少の英国首相としてプレッシャーと激務に追われる日々を送っていたのですが、たまには童心に返って親友とこんな風に戯れる時間も必要だったでしょう。
勝って喜ぶPittに「君は首相だから勝たせてあげないとね」と負け惜しみを言うウィルバーもまたカワユく。
しかもまた、ここの2人の会話がものすごく韻を踏んでいて面白いのです。
P：So, What will we do with Fox?
W：Put him in a box?
P：Let him throw the heavy rocks.
W：Provide the shocks.
P：Put Lord Tarleton in the stocks.
フォックス→ボックス→ロックス→ショックス→ストックス
こんなところでこんな言葉遊びができるのも、ケンブリッジ卒で弁論において並び立つ者がお互い以外いない2人だからでしょうか。話題は政治絡み(いきなり味方に付いたFox卿をどうするか)なのにこの茶目っ気。
少数派で苦労したらしいPittにとって、素を出してバカなこともできる親友ウィルバーフォースの存在は心強かったでしょうね。
くるくるカールのクセっ毛Bennyもいいですが、こんな坊ちゃんBennyも捨てがたい[E:smile]
夏なら気持ちよさそうだけど、冬の早朝にこの格好だと思うとちょっと寒くて気の毒[E:penguin] カットの声がかかったら、毛布に包まれて熱いお茶を渡されてたらいいと思います。汗が冷えて風邪ひきますよねぇ…役者って体力仕事。そして、Bennyの華奢なことw ヨアンはちょっとばかりズボンがぴちぴちですのよ、太腿あたり(笑)
Pittの履いているズボン、なんでそんなところにポケット(?)があるんでしょう。そういうデザイン？この時代の服？何の役目があるのか、気になります。後で調べてみよう…
あー、Pitt君。それはウィルバーのお茶ですよ。
監督が「These are good scenes」と言った、Pittが「僕は近い将来首相になる。君に側近になってほしいんだ」とウィルバーフォースを口説くシーン。
ウィルバーフォースは商人の息子(Wilberforce came from trading community)、ピットは高貴な生まれ（Pitt came from nobility)。ベネディクトが入ってすぐ皆が分かったこと。
監督："He(Benedict) has class."
ヨアン："Absolutely class. He's a classy guy. Absolutely."
ホグワーツじゃなくてハーロウ出身ですからね、Bennyは。そこで身に付いたclassyな空気はきっと本人意識していなくても出まくってるかと。
P：あれって前菜？
W：いや、あれはクラレンス王子
P：ぶぶっ
↓あれ。Pittは結婚式のシーンでもこれを指してブランディ・ソースが好き☆とか言ってます。
前菜が出てきたのでちょっと真ん中をブッ飛ばして結婚式のシーン。
Pittとウィルバーフォースにとって重要なシーン(by監督)ヨアンによると、このシーンの時Bennyはワインを飲むのにaddictedで、1日に6本のフルボトルを空けたそうです。どんだけ呑むんだ？西洋人、お酒に強いと言っても6本フルボトルで空けてデキ上がらないものなんでしょうか(滝汗)もしかしてBennyってうわばみ？でもBennyはものすごく細かいところまで作りこむ人なので、Pittがあの場にいるにはそれなりにワインを空けていたはず、とか考えたのかも。
(※ワインの話はalexの聞き取りが間違っていなければ、です。全然違うこと言ってたりして…)
カントリーハウスの庭を歩き回るのは気持ちのいいことだ(by監督) これだけ綺麗な庭園、そりゃ気持ち良いでしょう。
2人とも老けメイクなんですが、彫りというより落ち込み(?)が深い分、ヨアンが怖いです(T-T)目力ありすぎるから…。目の下にクマをいっぱい飼ってるシーンなんて、夜中に廊下であんなのと出会ったら悪夢見てうなされそうですもん(ひどい)。
と。とりあえずその１はこの辺で。またその２が出てくるかと思います。
最後は、やっぱりカワイイBennyでお口直しを。