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2/24『アメイジング・グレイス』の試写会を自民党本部でも開催

2011/03/05の公開まであと約2週間となった映画『Amazing Grace/アメイジング・グレイス』。

奴隷貿易廃止法案の成立を巡って、英国議会で議員たちが丁々発止のやり取りを繰り広げるシーンは、「圧巻」の一言(alexはUK版DVDで鑑賞済)。 日本でもこれくらいのことやってほしいよ、と思うのはalexだけではなかったらしく、配給会社がちったぁ見習え(←いえ、こんなストレートなことは言ってないですが)と、自民党本部での試写を申し入れ、試写会が開催される運びとなったようです。

LDPラボ:これぞ議会・議員あり方!映画「アメイジング・グレイス」公開試写会開催のご案内

19世紀初頭、奴隷廃止に生涯を捧げた政治家ウィリアム・ウィルバーフォースを描いた実話であり、本作品は社会教育上優れた作品として、「文部科学省選定作品」及び「東京都知事推奨作品」に認可されております。

見どころは、200年前の英国議会場で奴隷貿易廃止の成立をめぐるシーンです。
議会政治の原点となるような迫力のある議論が展開されており、是非自民党本部で上映して欲しいという配給会社のありがたいお申し出により、この度試写会開催の運びとなりました。

3月5日の全国公開に先立ち、党本部にて公開試写会を開催いたします。
自民党関係者だけでなく、広く一般の方にも見て頂きたい映画となっております。
みなさん、是非奮ってご応募ください。

■ 開催日時:2011年2月24日(木)18:30~20:30
■ 受付:17:30より自民党本部1F
■ 場所:自由民主党本部8階ホール
試写の申し込みは記事リンクからどうぞ。事前申請必須&当日身分証明必須だそうです。

alexは別に自民党の回し者ではありません!映画公式Twitterで流れた情報ですので、誤解しないでくださいね[E:coldsweats01]

2007年にUK公開されて、DVD/ビデオスルーのニュースもなかったので、このまま「日本未公開作品」として埋もれていく素晴らしい作品の1つになってしまうのだろうか…と残念に思っていたこともあり、「文部科学省選定作品」&「東京都知事推奨作品」として日本で評価される日が来るとはホントに夢にも思っていませんでした。作品の一ファンとして本当に嬉しいなと思います。

議会のシーンは何度見てもヨアン君の血管がブチ切れないかと心配になってしまう迫力です。まぁ…当時の英国の財政状況etcを考えれば、そう簡単に「人道的に」と廃止してしまえたものでないことも分からなくはないのですが、そんな中、20年もかけて法案を成立させたことは執念というか信念というか。この場合は信念という表現がふさわしいでしょうが。

Amazinggrace_diet

英国の奴隷貿易は、アメリカのように自国で奴隷を使役したわけではなく、植民地を経由してアメリカに奴隷を売りつけ、それで利益を得ていたものなので、実際に奴隷がどんな扱いを受けているか英国民はほとんど知らなかったと言える状態だったようです。産業革命発祥の小さな島国には、奴隷を使って綿花を栽培するなんて世界は広がっておらず。

ですが、その奴隷貿易で相当儲けていた人々がいましたから、それらの人々がみすみす金の卵を手放すわけないのですよね…

最初は数館しかなかった上映館も、いつの間にか全国各地の映画館が追加されています。派手な作品ではないのですが、1人でも多くの人に広まるといいなぁと思います。

予告編

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