ベネディクト・カンバーバッチがウィリアム・ピット首相を演じる映画『Amazing Grace/アメイジング・グレイス』2011年3月日本公開！！
本日発見の(個人的)大ニューーーーース！
Benedict Cumberbatchが、英国史上最年少の24歳で首相となったウィリアム・ピットを演じるUK映画『Amazing Grace/アメイジング・グレイス』が、2011年3月に日本公開されます！！
いゃっほぉ～[E:happy02]
あ、いや。一人で盛り上がってますが(笑) この映画、主人公はファンタスティック・フォーで知られるウェールズ人俳優ヨアン・グリフィズ(Ioan Gruffuddと書きます)。
UK公開は、ウィルバーフォースが20年かけて成立させた奴隷制度廃止運動の成果、奴隷貿易法成立200年を記念して2007年にUK公開されました。奴隷制度と縁のない日本では、例え有名な歌「Amazing Grace」にまつわる物語だったとしても公開はないのか…とすっかり諦め、UK版DVDをさっさと買って思い出したように観ていたのですが、まーさーか、日本公開があるなんてっ！！
配給会社様、ありがとうございます！！ 最近では恵比寿ガーデンシネマまでが休館に追いやられるという、ミニシアター極寒時代。大手しかもう生き残らないのか、全国ロードショウまでいかなくても、良質な珠玉の作品達は日本公開を諦めてDVDで観るしかないのか、と下斜め45度に視線が落ちていたのですが、なんかちょっと浮き上がりました。
この「Amazing Grace/アメイジング・グレイス」の配給は株式会社プレシディオ。ミニシアター作品冬の時代に…と思って配給ラインナップを見れば、おぉ、この作品もここだったのかっ！と思いました。
古いところでは、ファンの声で日本公開が実現した「ホテル ルワンダ」。ジェイソン・ステイサム大爆走の「アドレナリン」(笑)。新しいところでは、もう重くて重くてどうしようもなかった、イーサン・ホーク＆リチャード・ギア＆ドン・チードル主演「クロッシング(原題：Brooklyn's Finest)」(余談ですが、同じくイーサン・ホークの出てるヴァンパイア映画「デイブレイカー」は吸血鬼好きさんには超オススメ[E:heart04]B級に分類されるでしょうが、イイですよぉ～笑）
安定してコメディからSFXからゾンビものから配給されている企業さんのようで。ほんと、大感謝です。
この作品は以前、alex所有のベネディクト出演作DVDをご紹介した時にもちらっと紹介しましたが、粗筋はこんな感じ(ちらしより)
18世紀のイギリス－。若くして政治家となったウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は、イギリスの主たる収入源となっていた奴隷貿易に心を痛めていた。彼は現状を打ち破るべく、リーダーとして無謀とも思える闘いに立ち上がる。少数ながらも志を同じくする仲間に支えられながら活動を続けていたある時、気丈で美しい女性バーバラ・スプーナー(ロモーラ・ガイ)と出会う。恋愛に興味を持たない2人だったが、お互いの人生観に深く共鳴し、情熱的な恋に落ちる。生涯の伴侶を得たウィルバーフォースはなおも闘い続けるが、想像以上の苦戦を強いられていた。そんな彼を支え続けたのは、師であるジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)が作詞した名曲「アメイジング・グレイス」。不屈の精神、夫婦の愛、そして豊かな旋律が、観る者に大きな感動を与える奇跡を起こすのであった…。
ここは日本語字幕が欲しいよ…と鑑賞中に思ったのが、議会の中での喧々囂々の遣り合い。奴隷解放を唱えるウィルバーフォースと、奴隷制度存続を主張する反対派議員との論戦がすごいのです。反対派の中に、トビー・ジョーンズ演じる貴族もいまして。みんなあの鬘をかぶって、スキャンダルのバラし合だとか、嫌味の言い合いだとか、議決の日に余所でパーティなどを開いて主な議員をそっちに連れて行ったりだとか。まー、様々なアノ手コノ手がすごいのです。ヨアン君、こめかみの血管が浮きすぎではないかね？と心配になるほどの熱弁、3月にスクリーンで見ないわけにはいきません[E:rock]
あ、興奮のあまりこのブログのメイン、ベネディクトのことを書き忘れていましたが。クラシックな馬面に、あの鬘がとーってもよく似合ってます(笑) 育ちのいい坊ちゃんですから、貴族の坊々にも違和感なく。
ウィルバーフォースと裸足で追いかけっこしてみたり、ゴルフの邪魔されたり、仲違いしたり、仲直りしたり。当時は現代よりも大人になるのが早かった かもしれませんが、それにしても24歳で首相とは、すごいですよねぇ…。そんなキャラをさらりとこなすBennyも文句なしです。
wikipediaでピットの顔を見ると、う～ん、Bennyと似通うところもあるような～[E:smile]
メインがヨアン君の演じるウィリアムですので、ピット君の出番は途中、特に喧嘩してる間なんかまーったく出てこなかったりもしますが、割と出番は多かったと思います。スモーキーグリーン（?)の瞳が綺麗ですよ～。
その他、共演者も豪華です。マイケル・ガンボン、アルバート・フィーニー、トビー・ジョーンズetc。監督はマイケル・アップテッド。製作はテレンス・マリック＆エドワード・R・プレスマン。脚本はスティーヴン・ナイト。
そして、最後に流れるAmazing Graceの旋律の美しさ。
お近くで上映がある方、是非ともご覧くださいまし～！
公式サイト(日本語)：アメイジング・グレイス
Official Site(English)：http://www.amazinggracemovie.com/
予告編
UK版DVD(PCで再生可能
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▽ちらし
