最近、TwitterでBBCドラマ『Sherlock』を観た、面白かった!という呟きを目にすることが増えたのですが、12/25に発売された早川書房の「ミステリマガジン2011年2月号」でも、『Sherlock』について取り上げられています!
[Amazon.co.jp]ミステリマガジン 2011年 02月号 [雑誌]
のっけから、ハドソン夫人が「ベッドが2つ要るっていうなら上の階にもう1つあるけど~」を取り上げられていて、思いっきり爆笑。まぁでも、あそこの流れは誰でも突っ込みたくなりますよねぇ。
ハドソン夫人は旦那さん絡みでシャーロックの人格をある程度把握していて、それでそのシャーロックが連れてくる人物だから彼が相当気に入ってる相手なのだろう→恋人かもね→ベッドルーム2つあるけど1つでもいいのかしら→「もしベッドルームがもう1つ必要なら~」→必要です!とジョンに言われて「あら、ここにはいろんな人がいるから(気にしなくていいのよ?)」→ジョン呆然、シャーロック平然
なのかも知れないのですが(大爆笑)
その後も、張り込みの為にシャーロックの馴染みのレストランに行けば、ジョンは「デート相手」扱いでキャンドルが持ってこられるし、シャーロックはガールフレンドは領域外&ボーイフレンドは悪くない&ただし、今は独り身、だし。
なんて書いてますが、『Sherlock』は決してソノテの要素ばかりでなく、ヴィクトリア朝ロンドンを現代ロンドンに、煙草の代わりにニコチンパッチ、馬車の代わりに黒キャブ、新聞の代わりにWebサイトとスマートフォンに置き換えても全く違和感がない、シャーロック・ホームズ作品です。(このページを初めてご覧になってドン引きされたかもしれない方への取りなし)
いつか日本のメディア(インターネット以外)にも取り上げてもらいたい、と思っていたので、早川書房さんで紹介されたことに狂喜乱舞。
Twitterでも早川書房さんに行かれた時にちらっと「Sherlock」をご覧になった翻訳家の方が呟いておられます。
現在発売中のミステリマガジン2月号(早川書房)で、松下祥子さんがBBCの「シャーロック」を紹介しています。ファンの方はぜひ! ベネディクト・カンバーバッチ、すてきですね。
— Masako Komatsuki (@koyuipurple) 2010年12月29日
欧米とも12月は異例の寒波で何かと輸送に支障が出ているらしく、PS3など日本国内用ブルーレイプレイヤーで再生できるUS版ブルーレイ『Sherlock』が日本Amazonでは一時品切れになっていますが(12/30昼現在)、じわじわと日本でも広がっていくことを願っています。
私も先日、ロンドン行き前日の夜中にスーツケースにあれこれぶち込みながら、『Sherlock』ををBGMとしていました(笑) UK版BD/DVDが出てからもう4カ月経ち、その間何度も何度も再生しているにも関わらず、やっぱり楽しいのです。
PS3で再生できるUS版BDは日本アマゾンでも扱っていますので、未見の方は在庫復活の暁に是非!英語字幕しかありませんので、シャーロックが立て板に水とばかり捲し立てるセリフの数々は一時停止ボタン必須かもしれませんが、止めながらでも観る価値大あり、です!
[Amazon.co.jp]Sherlock: Season One [Blu-ray] [Import]
BD機は持ってないけど、PCでDVDを再生する方にはUK版DVDをお勧め。こちらは日本とリージョンコードが同じなので、PCでの再生には問題ありません。ただし、TV方式がPALなので、NTSC方式のTVには映りません。
[Amazon.co.jp]Sherlock [UK-DVD]
BDもDVDも2枚組。1話と3話には監督やキャストの音声解説も入ってます(字幕なし)。さらに、お蔵入りとなった60分のパイロット版(もっとゴシックホラーっぽい)も収録されているので、正月休みをつぶせること請け合いです。
BDのパッケージはこれ↓(写真はUK版BDですが、US版もほぼ同じです。UK版BDはリージョンコードが日本と異なり、PS3では絶対に再生できないのでご注意ください。US版が売り切れならUKで~は、リーフリBD機をお持ちの方以外ムリです)