21世紀を舞台とした新シャーロック・ホームズのドラマ『Sherlock』。BBCが製作するこのドラマは、iPhoneやPCを使いこなし、ロンドン・アイをバックに21世紀の今のロンドンで活躍するシャーロック・ホームズとワトソン博士の物語。
主人公シャーロックを演じるのは、主にUKテレビドラマで活躍しているBenedict Cumberbatch(ベネディクト・カンバーバッチ)。相棒ワトソンを演じるのはMartin Freeman(マーティン・フリーマン)。
舞台が現代になっているので、「は?」と思われる方も多いかもしれませんが、2010/07/25に放送された第1話を見る限りでは、とても面白くて違和感はなかったです
製作は、Doctor Whoのスティーブン・モファットとマーク・ゲイティス。
自分のブログを持ち、iPhoneやPCを駆使して事件に挑むシャーロック。有名なアーサー王伝説を、ガラッと変えているBBCドラマ『Merlin/魔術師マーリン』のように、固定観念を取り払ってしまえばかなり楽しめる作品なのではないかと個人的には思います。
『Merlin/魔術師マーリン』は、老魔術師のはずのマーリンをアーサーと同い年の若者に設定して、若かりしアーサーとマーリンが友情を育んで成長していくバディムービーとなっており、元の有名なアーサー王伝説に固執すると「何もかもが違いすぎるじゃないか・・・」と失望するかもしれませんが、新しい物語だと思って観れば相当楽しいので。(←もちろん、Merlinにもどっぷりハマっている人)
しかも、この『Sherlock』のBenedictって、『Merlin』で主人公マーリンを演じるコリン・モーガンをもう少し大人にしてちょっとひねくれさせた感じがするのです(笑) どことなく、見たことある雰囲気だなぁ~なんて思っているうちにふと思いつきました。
Benedictも身長高いし細いし黒髪だし。コリン・モーガンは大きな耳と丸い目が特徴なので、耳と目を小さくして目付きをチョイ悪にした感じですかね~。
あまりにもツボに入ったので、しばらく追いかけてみたいと思います。
全く・・・BBCってなんでこんなに楽しいドラマを次から次へと作り出してくれるんだか。とんでもなく楽しいけど、おかげでハマるドラマ&俳優が次から次へと出てきて全く収まらんじゃないか・・・