Wreckers/ミスティック・アイズ

最終更新日：2013.1.27

静かに、彼の狂気は満ちていく－

新婚のデイヴィッド（ベネディクト・カンバーバッチ）とドーン（クレア・フォイ）夫婦は、デイヴィッドが子供時代を過ごした田舎の小さな村に引っ越してくる。ドーンは小学校の教師をしながら、デイヴィッドとの間に子供を持ち新しい家庭を築こうとしていた。

ある日、デイヴィッドの弟ニック（ショーン・エヴァンス）が戦地から戻ってきた。戦場でのトラウマで精神的に不安定なニックは、魘されたり夜中に徘徊したりし、夫婦の生活に波風を立て始める。

デイヴィッドは辛抱強くニックに付き合っているように見えたが、次第に口論が増えていく。穏やかなデイヴィッドの姿しか知らなかったドーンは、人が変わったように激高するデイヴィッドに驚きつつ、1日も早く子供をつくりたいと不妊クリニックに通うことにした。

ニックとデイヴィッドの間には、子供の頃に起きた事件の秘密があるらしい。激しい口論を交わしたニックは2人の元を去ろうとする。

ドーンはデイヴィッドの秘密を知り、自分たちの今後をどうするか深く悩んだ挙句、ある行動に出た…

ドーンを演じるクレア・フォイは、エリザベス女王2世を描くNETFLIXドラマ『The Crown/ザ・クラウン』でエリザベス女王を演じ、第74回ゴールデン・グローブ賞で女優賞を受賞。

弟ニックを演じるショーン・エヴァンスは、英国でホームズと並ぶ人気の「モース警部」の若かりし頃を描いたドラマシリーズ『Endeavour/新米刑事モース』で主人公エンデヴァー・モースを演じています。

ベネディクト・カンバーバッチを含め、撮影時は“若手俳優”と呼ばれた3人も、今ではそれぞれタイトルロールを演じる作品を持つ実力派俳優となりました。